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よく遊び、よく学べ

アラフォー・高卒・三児の母が、通信教育で教員免許(小学校&特別支援)取得を目指す日常。

マニュアルなんて無い、ただ認めて欲しい〜世界自閉症啓発デーコラボ企画

発達障害
今日は世界中が青に染まる日です。

www.worldautismawarenessday.jp

 

そんな中、ご自身のお子さんが発達障害であるブロガーのなないおさんの企画、

nanaio.hatenablog.com

 

こちらに乗っかって、私も記事をば。

 

 はじめに

 我が家の子ども3人のうち2人が「知的の遅れはみられない自閉症スペクトラム」という診断を受けています。
上の子の診断は小4の終わりでした(きっかは下の子が2歳で診断をうけたことから)。

現在は二人とも、普通級に在籍し、先生方の支援を受けながら「普通の子」と同じように生活しています。

自己肯定感の低さによる困難

小2の時に、担任に「この子は自己肯定感が極端に低いようだ」ということを面談のときに聞きました。定期的に行う心理テストのようなものの結果なんだとか。
ちいさないじめ(まだからかいのレベル)があったり、注意はしていきます、ということでそれ以上話しを掘り下げることはありませんでしたが、
この担任は「いじめは芽の小さいうちに対処しなければいけない」ととても丁寧に指導してくださった先生です。

小3から小4にあがるころ、ある場所に「僕は死にたい」という遺書のようなものを書いているのを発見しました。
いつ書かれたものかも分からなかったので、とりあえず本人には確認せず学校へは報告しておきました。

その後、発達障害の診断をうけるのですが、その時に主治医にこの件を話すと、

「死にたい」という子には、その辛い気持ちを共感してあげること。
決して「死にたい気持ち」を否定してはいけない。
ただし「死ぬ行為」については厳しく禁止しなければいけない。

という指導を受けました。

そして小5になって、何かきっかけがあったのか分かりませんが、
子どもが担任に日記で「死にたいと思っていたことがあった」と伝えたのです。

その時担任のとった行動は、

「死にたい」なんて絶対に言ってはいけない!先生はそんな言葉は聞きたくない!

と我が子に言ったと面談で聞きました。
「死にたいという気持ちの否定」です。やってはいけない行為だったのです。
私もそれは分かってはいたのですが、
やんわりと、

「自分もどう対処していいのか分からない、こういう時はどう声をかけるべきなんでしょうか。」

と担任に言葉を返しましました。
すると担任は、
少し悩んだ顔をしましたが、

「それが自分の思いだから」

と、自分はそのように指導していく、と答えました。
私は担任を信頼していたのでお任せしました。

担任は、我が子にいつも


「君はこのクラスになくてはならない人だ」

 

と熱く熱く語ってくれました。

ある日、学校から帰宅すると子どもの様子がおかしい時がありました。学校で何かあったに違いないと本人に確認すると、「何かあったが話したくない」と答えました。
すぐに学校に電話しました。
すると担任は「すぐに話がしたい」と自宅に駆け付けてくださいました。
そして、夜遅くまで我が子と話しをしてくれました。

そんな担任は我が子にとって小学校の先生の中で一番大好きな先生となりました。

 

マニュアル通りでなくても認めてくれればいい

この担任の「死にたいなんて絶対言ってはいけない!先生はそんな言葉は聞きたくない!」は、専門医からすれば禁句だったかもしれません。
しかし、我が子は担任からたくさんの愛情をもらいました。先生は我が子のすべてを認め受け入れてくださいました。

発達障害」という言葉もだいぶ社会に浸透してきましたが、
発達障害の人はこういう行動をする」「こういう行動にはこうすべき」みたいなマニュアル化されてきていることへの危機感も若干あります。

発達障害」は千差満別です。しかもいわゆる「定型発達」との境はないものです。
発達障害の特性のひとつひとつは、誰でも持っている特性だったりするものです。(ちょっと苦手、みたいなもので)

発達に偏りがあろうとなかろうと、「その人を尊重し認める」
私がしてほしい支援をあげるなら、その言葉に尽きる思いでいます。