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よく遊び、よく学べ

アラフォー・高卒・三児の母が、通信教育で教員免許(小学校&特別支援)取得を目指す日常。

障害者差別解消法は「障害者様」を増やす法律なのか?

発達障害
今日から「障害者差別解消法」という法律が施行されました。

この法律は、
「障害を理由に差別しちゃいけません」
という法律です。

事例として、
「飲食店に来たお客さんが車椅子だという理由で、店舗側は入店を拒否してはいけない」
だそうで。

ってなると、脳裏によぎるのはやはり
これですよね。

この事件については、お互いの配慮が足りなかった事によるトラブルという事で片付いた様子でしたが、

こんな障害者様の主張が今後増えるのか、という懸念をされている人も多いと思います。

しかし、この法律はそうではありません。

第1章の目的にはこう書かれています。

『障害を理由とする差別の解消を推進し、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする。』

要するに、
障害があるとかないとか関係なく、
すべての人がお互いを尊重しあって、お互い暮らしやすい社会にしましょう。
って事なのです。


そして、この法律の三本柱は
  • 障害を理由とする不当な差別の禁止
  • 環境整備
  • 合理的配慮の提供
となっています。

障害者を差別しちゃいけませんよ、
誰もが暮らしやすい環境を整備しましょう、
それでも補えない部分は個別で配慮しましょう。

って事です。

そして、この合理的配慮についは、国や地方公共団体は義務、民間についは努力義務としています。
おそらく大きく変わるのは学校でしょう。

さらにここで忘れてはいけない大事な事があります。
そもそも「合理的配慮」とは、国連の「障害者の権利に関する条約」で

「障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの

と定義されているものであり、

障害のある人も、ない人も、人権や自由を損なわれないよう、お互いに配慮しましょう
だけど、
相手に負担のかかるような要求はしてはいけません。

って事なのです。

日本には「困った時はお互い様」って言葉がありますが、
言ってみればそういう事だと思うのです。


そして、

足に大怪我をして松葉杖をついた人が、駅のホームでエレベーターを待っているのに、
大きなキャリーを転がした人たちがドヤドヤやってきて我先にエレベーターに乗り込んでいく、
とか、

車椅子ユーザーのための駐車スペースに、
車椅子でも何でもないのに、わざわざ車椅子マークを車にはって、その駐車スペースに堂々と停める人、
とか、

そういう人たちがまずはいなくなってくれないと、始まらないって感じもしますが…。


障害者差別解消法の全文はこちら